肺炎球菌ワクチンについて
肺炎球菌は、呼吸器感染症の原因菌の中でも最も病原性が強いといわれ、肺炎・中耳炎・髄膜炎などの原因になります。
肺炎球菌には80種類以上の型があって、それぞれの型に対して免疫をつける必要がありますが、肺炎球菌ワクチンを接種しておけば、そのうちで感染する機会の多い23種類の型に対して免疫をつけることができます。これらの23種類の型で、すべての肺炎球菌による感染症の8割ぐらいを占めています。
肺炎球菌ワクチンは1回の接種で23の型ほとんどに対し、有効レベル以上の免疫ができます。
この免疫はよく持続して5年以上続きます。
肺炎球菌ワクチン接種後の副反応(副作用)として、注射部位の腫れや、痛み、ときに軽い熱がみられることがありますが、日常生活に差し支えるほどのものではありません。1〜2日で消失します。
多くのデータにより、ほとんどすべての人に安全に接種できることが確認されています。
ただし、過去にこのワクチンを受けたことのある人は、再接種(2回目の接種)はできません。
〈 肺炎球菌ワクチンを接種できない方 〉
過去に肺炎球菌ワクチンを接種したことのある方
ワクチン成分に対してアレルギーのある方
重篤な急性疾患に罹患中、発熱中の方
2才未満の方
放射線療法、免疫療法を現在うけている方や、接種後まもなくその予定のある方
〈 接種制限のある方 〉
妊婦
最近予防接種をうけた方